正式名称は Koninkrijk der Nederlanden (コーニンクライク・デル・ネーデルランデン)。通称は Nederland (ネーデルラント)。俗称の Holland (ホラント)もよく使われる。
公式の英語表記は Kingdom of the Netherlands 。通称は the Netherlands 。Holland は俗称。
日本語の表記はオランダ王国。通称はオランダ。漢字による当て字で、和蘭、和蘭陀、阿蘭陀と表記され、蘭と略される。
また、オランダ語由来のネーデルラント(またはネーデルランド)、ドイツ語由来のニーダーラントと呼ぶこともある。「低地の国」「低地地方」を意味する普通名詞に由来するため、基本的に定冠詞をつける必要がある。通称の het Nederland はオランダの欧州における国土を意味するため単数形で、正式名称に使われている der Nederlanden は海外領土を含めた概念のため複数形である。
ゲルマン系言語では、the Netherlands (英語)、die Niederlande (ドイツ語)、ラテン系言語では、les Pays-Bas (フランス語)、los Países Bajos (スペイン語)などである。いずれも複数形であるのは、伝統的に現在のベネルクス三国のある低地地域一帯の領邦群の歴史的総称を受け継いでいるからである(「ネーデルラント」の項も参照)。なお、複数形ではあるものの、英語やスペイン語など言語によっては、しばしば集合名詞あるいは「王国」を略したものとして単数扱いされる。
一方、Holland(ホラント)は、スペインの支配に対して起こした八十年戦争で重要な役割を果たしたホラント州(現在は南北2州に分かれる)の名に由来し、固有名詞であるため冠詞が付かない。
日本語のオランダは、ホラントのポルトガル語訳である Holanda が、ポルトガル人宣教師によって戦国時代の日本にもたらされたことによる。
Comments (0)